お客様とユニークサービス・製品をつなぐよもやまブログ
サービス・商品のこと | 2023/10/04
今年は夏が非常に長かったと感じた方も多かったのではないでしょうか。
春夏秋冬というより、夏冬みたいな世界に近づいているのかもしれません。
そして、冬の寒い時期も短くなっています。
この短い冬。ウェア業界にも影響を与えています。
業務用の防寒着は一般的に11月後半から12月前半に引合いのピークを迎えて、あとはパタリと動きが止まってしまうというような話を業界内でよく聞きます。
もちろん大口調達などは秋口でのご依頼も多いのですが、それでもなかなか真夏に防寒着の調達計画という話にはなりにくいのではないでしょうか。
各ウェアメーカーも「短い冬」に備えた動きをしています。
よほど見込みが立つ売れ筋商品でない限り、シーズン中の在庫補充はありません。
つまり、そのシーズンで売切れたら翌シーズンまで補充なし。気に入った商品があっても、特定サイズだけ欠品してなどの理由で来年まで待たなければなりません。
冬が短くなると売れる時期も短くなるため、補充のための生産も間に合わないし、売れ残るよりは売り切り御免の方がよほど良い・・・という話のようです。
私どもが冬物調達をお考えのお客様にお勧めしているのは、9月中には調達製品を決めること。メーカーの在庫も潤沢なため、大口調達などでも在庫を押さえておくことができます。
まぁ、すでに10月ではありますが・・・(お急ぎください!)。
一方で寒くなってからの調達では残った在庫の取り合いになるため、サイズや色の欠品が多発します。結果、ご希望の内容で揃いにくいのことが多いのです。
というわけで、転ばぬ先の杖。少し早く動くことで満足度の高い調達ができるかと思います。